全国から集まった大学の茶道部の皆さんによるもてなしが、金沢市内の10の会場で今日、明日と行われています。「気軽に」がコンセプトでもあるので、服装自由・持物不要とパンフレットにも書かれています。
私は今日の「松涛庵」の、お茶会に参加しました。「松涛庵とは、どちら?」と思われた方もいらっしゃるかもしれません。
金沢21世紀美術館と同じ敷地にあり、とても由緒ある建造物です。今回、私は初めて入りましたが、21世紀美術館と同じ敷地にありながら、現代的のアートとは相反するところにあると思うと不思議で、とても印象的でした。
雨のしずくをまとった緑が美しく、時折、虫の声も聞こえます。そんな風情のある茶室では東京農業大学の茶道部の皆さんがもてなしてくれました。
各大学の皆さんは、それぞれの茶道具でもてなしということです。
使われた茶道具がとても美しくて、許可を頂いて写真に収めました。夏らしいガラスのお棗。蓋の上から、きれいに盛られた抹茶がのぞきます。
そして、今回、一番注目を集めたのは、大根の器!
そう、ご存じの方も多いと思いますが、東京農業大学と言えば、「大根踊り」!
こちらをモチーフとした器だそう。このエピソードで一気にお席が和みました。学生の皆さんが、趣向を凝らして、客人を楽しませようという気持ちがとても伝わりました。
ついつい、他のお茶会にもお邪魔したくなりました。
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